知事挨拶

1872(明治5)年11月27日に、当時の愛知県(名古屋県が改称)と額田県が合併して現在の愛知県が誕生してから、2022年で150周年を迎えます。
この愛知が、我が国屈指の産業力を備えた大都市圏として大きく成長できたのも、先人たちのたゆまぬ努力の賜物であり、そうした先人たちの英知を受け継ぎ、将来世代へとつながっていくことは、これからの愛知の発展にとって大変重要なことであります。

県政150周年は、愛知の歩みを振り返り、県民の皆様に郷土への愛着や誇りを改めてお持ちいただく貴重な機会となります。 このため、県では、県政150周年について、県民の皆様に知っていただき、ご理解いただくための様々な事業を展開してまいります。

県政150周年を機会に、県民の皆様が愛知の魅力を再発見し、愛知に住んでいてよかった、そして、これからも住み続け、よりよい愛知をつくっていきたいと思っていただけるよう、オール愛知で県政150周年を盛り上げてまいりたいと考えておりますので、ご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

愛知県知事 大村秀章

ロゴマークとキャッチフレーズについて

150周年記念ロゴマーク

スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏が制作。
かたつむりは愛知の着実な歩みを、鳥は自由闊達に飛んでいるうちに150年が経っていたことを表しています。

いこまいまい
あいちゅん

キャラクター名称

一般公募により、応募総数2,582点の中から外部有識者を中心とした審査を経て、
親しみあふれるキャラクター名称が選ばれました。

いこまいまい

着実に「行こう」という意味とかたつむりを「まいまい」とも表現することをかけている。15が「いこ」とも読めるので150年の意味も込められている。

あいちゅん

「あいち」と鳥の鳴き声「ちゅん」を組み合わせて「あいちゅん」となる。覚えやすく、呼びやすい名称になっている。

150周年記念ロゴマークの使用について

キャッチフレーズ

愛つなぐ。知ひらく。

いにしえを慕い、守ってきた風土と伝統。
未来に挑み、築いてきた知恵と技術。
いつの時代も愛をつないで知をひらく、
その歩みこそ私たちの誇り。
150年の時に思いを馳せながら、
さぁ次の未来、次の愛知へ。

大切な歴史や風土を愛を持ってつなぎながら、つねに未来に挑み知を持って時代を切りひらいてきた愛知。
あたたかで情熱的、力強く挑戦的な愛知らしさを表現しています。

キャッチフレーズの文字は、150周年記念ロゴマークを手がけたスタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏の書。
温かく力強いこの文字を150周年PRの象徴としてポスターや記念グッズに展開していきます。

県政150周年記念事業

愛知の将来の発展を牽引する象徴的なプロジェクトを「県政150周年記念事業」として6事業を選定しました。

PRポスターについて

「歩み」と「羽ばたき」をテーマにした150周年PRポスター

愛知の県政150周年をPRするとともに、愛知の魅力を再発見していただくポスターを制作しました。「愛つなぐ。知ひらく。」のキャッチフレーズと、ロゴマークのかたつむり=歩み、鳥=羽ばたきと連動して、愛知の歴史や伝統をテーマにした「歩み篇」、未来をひらく先進性や独自性をテーマにした「羽ばたき篇」の2種類があります。2つのポスターをつなぐと現れるグラフィックパターンは、「つなぎ、ひらく」を表すとともに、メガホンもイメージし、みんなで盛り上げる150周年を表しています。

歩み篇

愛知の歴史・伝統をテーマに、国宝犬山城、600有余年の歴史を刻む尾張津島天王祭、国の名勝・天然記念物に指定されている鳳来寺山、窯道具を積み上げて作られた窯垣の小径を紹介しています。テーマカラーは、愛や情熱を感じさせる赤色。

羽ばたき篇

愛知の先進性・独自性をテーマに、中部国際空港セントレア、生まれ変わる名古屋都心の栄エリア、リニア中央新幹線の開業を控え活気づく名古屋駅、水素社会を象徴する次世代自動車を紹介しています。テーマカラーは、知や新しさを感じさせる青色。

さらに、愛知の魅力を28のキーワードで紹介するシリーズポスターも展開

愛知の魅力をさらに、28のキーワードで紹介するシリーズポスターおよび紹介ページも制作しました。PRポスターと連動し、歴史や伝統をテーマにした項目はかたつむりのロゴマークと赤色を、先進性や独自性をテーマにした項目は鳥のロゴマークと青色をデザインしています。

28のキーワードで知る

愛知の多彩な魅力