独自の技法で生み出す、豊橋筆
200年以上の歴史を持つ豊橋筆。原材料の混毛に水を用いて交ぜ合わせる「練りまぜ」が特徴で、この工程により墨になじみ滑るような書き味が生まれます。約36の工程はすべて手作り。職人が生み出す高品質な筆は、全国の書道家に愛されています。
からくり人形は、現代技術のルーツ
糸やぜんまいなどを使った仕掛けで、見事な芸を見せるからくり人形。尾張7代目藩主・徳川宗春が敷いた祭奨励策などもあり、京よりからくりの名人・庄兵衛が招かれ、その技術が広まりました。からくり人形の機械技術は、現代のロボット、産業技術につながっています。