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げいの愛知。

江戸時代を中心に、武家も町人も芸能を楽しむ文化が花開いた愛知。名古屋の名物芸と言われる金のしゃちほこ踊り、笑いを誘う掛け合いが楽しい三河万歳をはじめ、狂言、能、日本舞踊、名古屋甚句、歌舞伎、落語、各地に伝わる民俗芸能・棒の手など、多様な芸能は時を超えて人々を魅了しています。

名古屋に伝わる伝統芸能

舞妓・芸妓の団体「名妓連組合」で習得が必須とされる名物芸、金のしゃちほこ踊り。尾張徳川家のもと、名古屋では様々な芸能が盛んになりました。毎年秋に開催される「やっとかめ文化祭」では、伝統芸能や地域に伝わる文化や歴史を学び体験することができます。

言祝ぎの芸能、三河万歳

三河万歳は、新年の訪れを祝って太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)がユニークな言葉を掛け合い舞う民俗芸能。江戸時代に盛んになり、今は慶事の際などに披露されます。安城市、西尾市、幸田町に伝えられる三河万歳は、国の重要無形民俗文化財に指定されました。