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かもしの愛知。

温暖な気候と澄んだ空気、良質な水。自然に恵まれ、発酵に適した風土を持つ知多地域、三河地域は江戸時代より酒や酢、みりん、味噌、醤油などの醸造業が栄えてきました。繊細で豊かな味わいを演出し、世界に誇る和食の発展を支えてきた愛知の醸造品。伝統が受け継がれ、その技術やおいしさは深みを増しています。

醸造文化を発信する半田運河

醸造業で栄えた半田運河周辺は、その歴史や文化を伝える醸造文化の発信・交流拠点として整備され、注目されています。美しい水辺沿いに昔ながらの黒壁の醸造蔵が立ち並び、酒づくりや酢づくりの知識や歴史、食文化を学び体験できる施設も整っています。

碧南発祥、愛知特産の白醤油

古くから醤油、みりん、味噌、酒づくりが盛んな碧南市。中でも有名なのが白醤油で碧南が発祥地。小麦を主原料に少量の大豆を混ぜて作るため、色は淡く琥珀色、甘みと独特の香りがあるのが特徴です。素材の色、風味を引き立てる調味料として愛されています。