1428

りょうの愛知。

大きな河川が注ぎ込み、豊かな栄養分を含んだ伊勢湾・三河湾と渥美外海を持つ愛知は、全国有数の漁場として知られています。小型底びき網、船びき網、採貝、フグ延縄漁、タコつぼ漁など様々な漁法により、多様な魚介類が水揚げされています。西尾市を中心としたウナギ養殖、豊川市を中心としたアユ養殖なども盛んです。

多幸(たこ)の島、日間賀島

通年味わえる甘みのある柔らかなタコが名物の日間賀島。秋の干しダコの光景も有名で、正月の神へのお供え物になることから「多幸(たこ)の島」の別名を持ちます。春は貝類、夏はハモやウニ、秋は紅葉鯛、冬はフグなど、一年中豊かな海の幸を満喫できます。

愛知県の魚、クルマエビ

体を丸めた形が車輪のようになることから「クルマエビ」。愛知のクルマエビの漁獲量は全国有数で、県の魚にも選定されています。市場に流通している大半は養殖ですが、愛知県産と言えばすべて天然物。甘み、旨み豊かなクルマエビの格別なおいしさが評判を呼んでいます。